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"OLD PUNK" May.14.2008
これは一人の酔いどれ詩人(作家)の人生を綴ったドキュメンタリーフィルムである。
その男の名は「Henry Charles Bukowski(チャールズ・ブコウスキー)」。
「ポスト・オフィス」、「詩人と女たち」、「町でいちばんの美女」etc…と数々のアウトロー作品を排出してきた、憎みきれない、ろくでなし、、、
飲んだくれ、放蕩、醜男、女たらし、遅れてやってきたビートなどと称されていた彼の作品にどっぷりハマッたのは今から15年くらい前の事。 とっかかりは「くそったれ!少年時代」
歯切れのイイ分かりやすく短い文章に独特の俗語(スラング)。劇画的な描写とスピード感にヤラレたボクはとにかく彼の作品を次々と読みあさった、、、
映像により動く彼はまさに作品を地でいくがごとし、、、
まるでフィクションとでも言うべき、、、

自身の貴重なインタビューや朗読会などのアーカイヴ映像に加え、妻から恋人たち、娘も交え、親交のあった様々な人物たちの証言により綴られる。
著名どころでは、ショーン・ペン、U2のボノ、トム・ウェイツ、ハリー・ディーン・スタントン、ローレンス・ファーリンゲティ、バーベット・シュレイダー…
『ブコウスキー:オールドパンク』原題/BUKOWSKI : BORN INTO THIS
監督:ジョン・ダラカン 出演:チャールズ・ブコウスキー他
2002年アメリカ作品/本編113分
2003年サンダンス映画ドキュメンタリー部門正式出品
2005〜2006年・日本劇場公開作品
*大須のティーエフエル特選サロン(shop Be-SHARE! 2階)にてDVDが絶賛発売中!!! 3,990yen(税込み)
この作品を観終わって、
あの頃の事がふと頭をよぎった、、、


薄暗い照明の中、傍らにはラム酒とウィンストン、スピーカーからはトム・ウェイツのしゃがれたブルーズが流れ、ブコウスキーを読みあさった日々、、、


破天荒で小心者、大胆でシャイ、クールであったかい、、、
そんなOLD PUNKな「ブコウスキー」がたまらなく愛おしい、、、

<チャールズ・ブコウスキー プロフィール>
1920年ドイツ生まれのアメリカ育ち
49歳で本格的に作家活動を始める
1994年、73歳で白血病に冒され、パンクでクールな人生に幕を下ろす
彼の墓碑名は「DON'T TRY」が刻まれる

Written by 小寺 正浩(KOD) @T.F.L Office